民進党

このページでは当会が民進党に向けて政策提言した内容について紹介します。

「日本若者協議会 公開政策協議~民進党編~」

先日 5 月 11 日(水)、「公開政策協議~民進党編~」を開催させて頂きました。日本若者協議会では旧民主党・旧維新の党へ政策提言をさせていただいた後、民進党へとなられたの で、改めて正式に民進党へ政策提言をさせていただきました。そして提言内容に関しての質問や公約へ盛り込まれる見込みのある提言はあるかなどについての意見交換を行いました。

民進党 公開政策協議

≪公開政策協議~民進党編~≫

【開催概要】
日時: 2016 年 5 月 11 日(水) 18:00~19:30
場所: 衆議院第一議員会館 多目的会議室
主催: 日本若者協議会・民進党 18 歳選挙権 PT 対象: 39 歳以下の政治参加に関心のある若者、民進党 国会議員・地方議員・党職員等
その他: メディア・ニコニコ生放送
【参加議員】
岡田克也  衆議院議員(代表)
山尾志桜里 衆議院議員(政務調査会長)
坂本祐之輔 衆議院議員(副代表)
逢坂誠司  衆議院議員
初鹿明博  衆議院議員(18 歳選挙権 PT 事務局長・青年局長)
黒岩宇洋  衆議院議員(国民運動局長)
郡和子   衆議院議員(男女共同参画推進本部事務総長)
升田世喜男 衆議院議員
高井崇志  衆議院議員
小林丈人  相模原市議会議員
小椋修平  足立区議会議員

【若者側パネリスト】
富樫泰良 日本若者協議会 代表理事
桑原 稜 学生団体 ivote 代表
木村貴大 一般社団法人日本学生会議所 代表理事

【コーディネーター】
高橋亮平 中央大学特任准教授

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【スケジュール】
18:00  開会挨拶および提言のご説明(日本若者協議会 代表理事 富樫泰良)
18:05  提言書手交
18:10  岡田代表挨拶
18:20  参加議員・パネリスト自己紹介および意見交換
19:20  閉会挨拶
       民進党政調会長 山尾志桜里衆議院議員
       日本若者協議会 副代表理事 福島宏希

≪提言内容≫ 提言内容に関する資料はこちら

・資料1 若者の政治参加社会参加に関するまとめ
・資料2 若者の政治社会参加に関する政策提言

≪提言内容要約≫

1.被選挙権年齢の一律18歳への引き下げ
現在の被選挙権年齢は、衆議院議員・地方議員・市区町村長:25歳 参議院議員・都道府県知事:30歳
これらの被選挙権年齢を18歳に引き下げる
⇒若者が直接政治に参画できるようにするため

2.供託金・推薦人制度選択制の導入提案
供託金の代わりに一定期間に一定数の有権者の署名と捺印を集めることで立候補ができるようにする推薦人制度を導入し、供託金と推薦人制度の選択制にする
⇒若者が選挙に立候補する金銭的ハードルを下げるため

3.「子ども・若者省」の設置
子ども・若者向けの新しい省を独立して作り、同時に子ども・若者政策担当大臣を置く
⇒若者世代向け政策の優先順位を上げるため

4.若者の意見を集約する若者協議会の設置
社会的な立場が弱く、発信力の乏しい若者が、行政に直接意見を示す協議会を国と若者で連携して新設する
⇒若者の現状に適した政策を実施するため

5.審議会委員の若年層人員の拡充
現在の審議会には、若者が少ないので35歳以下の若年層有識者の委員を増やす
⇒若年層の意見を取り入れるため

≪民進党からの回答≫

岡田克也代表は、「(被選挙権年齢の引き下げについて)若い人が議員になる道が閉ざされているということはおかしいと思う。ヨーロッパなどでは被選挙権 18 歳というのが一般的。年齢に関しては党内で議論を重ねていきたいが、次の参議院選挙のマニフェストの中には具体化したものを書いていきたい。」と被選挙権年齢引き下げについて前向きなご発言があった。また、「少子高齢化が進んでいるが、そのしわ寄せが若い人にいっているのは間違いないと思う。その中で若い人が声を上げていくことは重要だ。若い世代の立場に立った、様々な政策をやっていかねばならない。若い世代にしっかりと足場を据えた政策展開を我々もやっていかなければならない」と若者政策についても発言した。
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山尾志桜里政調会長は、「若い人の前でも高齢者の方の前でも子どもと若者に投資することがみんなの幸せだと堂々と言える政党でありたいし、私はそれが民進党としての考え方だと打ち出したい」と述べ、政党をあげて子ども・若者政策に取り組む考えを明らかにした。加えて「この国の未来は全世代のために若者と子どもに投資しないといけないんだという信念が伝わるマニフェストにしたいと思う。そしてそのいろいろな政治の過程に若い人が主役として入ってもらう大きなツールとして被選挙権についても貫いてやっていきたい。(被選挙権年齢の)数字はできる限り何歳なのか掲げたい。」と被選挙権年齢について具体化したものをマニフェストに掲げる意気込みを語った。

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坂本祐之輔副代表は、「子ども・若者省ができると、市町村にも子ども・若者課というものが出来るかもしれない。審議会委員についてもどんどん皆さんが登壇していくことで市町村でも若い人がどんどん登壇していくことになる。地方分権であるから、市町村から始めることも考えたほうが良いが、国もそういった姿勢を示していくべきだ」と語った。

初鹿明博 18 歳選挙権 PT 事務局長・青年局長からは、「18 歳選挙権プロジェクトチームとしては、被選挙権年齢を成人年齢にするということを総務担当に提言している。」と具体的な党内での意見をご提示いただいた。

逢坂誠司衆議院議員は、「私たちは以前から言っていたチルドレンファーストという言い方をしていて子どもが一番、もちろん若者も含めてである。だからその意味で子ども手当をやらせていただいき必要だと理解していただいた。小学校の少人数学級化も実現した。私たちは具体的な内容にも取り組んできた。皆さんの期待に沿うような子どもたちを第一に、若者を第一にした政策をやるという意味においては、誰よりも負けないと思っている」と語った。

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ニコニコ動画で今回の模様を配信しています。ぜひご覧下さい。
ニコニコ動画 https://sp.live.nicovideo.jp/gate/lv262170598

今年の夏に行われる参議院選挙で公約に提言した内容が入るどうか、今後も注目していた だければと思います。また、この団体の活動に少しでも興味をお持ちいただきましたら、日本若者協議会の FB ページや Twitter のフォローをよろしくお願い申し上げます。