12/12 決定直前!温室効果ガス削減目標66%以上を求める緊急院内集会 開催のお知らせ

現在、政府において地球温暖化対策計画及びエネルギー基本計画の改定議論が進められております。
しかしながら、提示されている2035年の温室効果ガス削減目標(通称、NDC)60%(2013年度比)は、1.5度目標に整合しているとは言えず、極めて不十分と言わざるを得ません。
審議会では、委員より「『議論が行われる場』ではなく、コメントを3分で述べるだけ」「数字の議論をあまりにも大雑把にやっていいんだろうか」という、審議の進め方に対する疑問の声が出ています。
目標が不十分である場合、再生可能エネルギーの主力電源化への舵切りが不十分となり、気候変動の深刻な影響を回避することが困難になります。地球温暖化対策の強化は喫緊の課題であり、より高い目標値を設定することが不可欠です。
このような現状を踏まえ、本院内集会では、気候科学の専門家や若者環境団体からの意見を交え、現状の課題を共有し、今後の対策強化に向けた議論を深めます。また、国会議員も参加を予定しています。
会場への参加を希望する若者、取材を希望するメディア関係者はチケットの申し込みをお願いします。オンライン参加者(YouTube Liveの視聴)は申込み不要です。
参加申込先→ https://peatix.com/event/4233215
【開催概要】
イベント名:決定直前!温室効果ガス削減目標66%以上を求める緊急院内集会~1.5度目標に整合した日本の気候変動政策のために~
日時:2024年12月12日(木) 17:00~18:00
参加方法:会場参加/Youtube配信(会場は若者のみ)
会場:衆議院第二議員会館 地下1階 第1会議室
対象:本テーマに関心のある方(全世代対象)
主催:日本若者協議会
【プログラム】
日本若者協議会より現状共有・趣旨説明
気候科学から見た日本のNDCと1.5度目標との整合
〇江守 正多 氏 東京大学未来ビジョン研究センター教授
〇地球環境戦略研究機関(IGES)(登壇者調整中)
若者環境団体からの発言
現状のNDC案等に対して出席議員からの発言
参考資料:
環境審議会で若者委員の意見を封殺?複数委員から審議会の進め方に対して疑義(室橋祐貴)
結論ありきではなく、科学や若者の声を聞いて!〜政府案「2035年までに温室効果ガス60%削減」は不十分〜(change.org)
参加申込先→ https://peatix.com/event/4233215
・日本若者協議会では共に政策を考え提言する仲間である「会員」を募集しております。今後イベント情報や優先的な登壇機会等を提供いたしますので、希望する方は以下をご確認ください。
学生は入会費・年会費無料となっております。
→ https://bit.ly/2DnP3Dd
・日本若者協議会とは
2015年から「若者の声を政策に反映させる団体」として各政党との政策協議、政策提言を行っている団体です。若者の政治参加、教育、子育て、労働、ジェンダー、環境問題など、若者に大きく関係する政策を主に提言しています。2016年参院選以降の国政選挙では、主要6政党の公約に載せることに成功し、すでに多くの提言が実現しています。2018年5月に発足した超党派の「若者政策推進議員連盟」では事務局を担当。個人・団体会員の合計は約5,000名となっています(2024年9月時点)。
https://youthconference.jp/