7/2 世界の国内人権機関を学ぶ〜子どもを守る第三者機関はなぜ必要なのか〜勉強会開催のお知らせ

日本若者協議会では、子どもの権利やブラック校則、痴漢、気候変動などをはじめとして、若者にとって関心度が高い社会問題について様々な政策を提言してきましたが、このような諸問題は、個人がその人権を侵害されたことによって生まれる「人権問題」としても捉えることができ、第三者による迅速な調査と再発防止策を講じることが重要です。

しかし現状では、世界中で設置されている政府から独立した「国内人権機関」が日本に設置されておらず、人権教育を含め、人権侵害を防ぐ取り組みは不十分です。


そこで、日本若者協議会では国内人権機関の設立を目指し、日本特有の人権意識の問題点や国内人権機関の重要性について確認し、今後の取り組みについて議論する勉強会を開催することにしました。

今回は、子どもの権利や諸外国の教育に詳しい日本総合研究所上席主任研究員の池本美香氏をゲスト講師に、子どもの権利救済機関や学校の第三者評価機関について話を伺います。

参加申込先→ https://peatix.com/event/4463258

日時:2025年7月2日(水)18:00〜19:00
場所:オンライン(Zoom)
参加費:無料
対象:人権や子どもの権利、教育、第三者機関に興味のある方(全世代対象)
主催:日本若者協議会

当日スケジュール(変更の可能性があります):
18:00 主催団体より趣旨説明
18:05 講演 ゲスト: 池本美香氏(日本総合研究所上席主任研究員)
18:45 質疑応答
19:00 閉会

8月30日〜9月16日に、第三者機関をテーマにした、韓国・イギリス・アイルランド・デンマークスタディツアーを実施するので、興味のある方はぜひご参加ください。

先日、日本の政策立案過程の透明性、合理性を高めるために、第三者機関について調査を行い、レポートとしてまとめました。

レポート「気候変動政策における第三者機関について:国際比較と日本の方向性」公表

・日本若者協議会では共に政策を考え提言する仲間である「会員」を募集しております。今後イベント情報や優先的な登壇機会等を提供いたしますので、希望する方は以下をご確認ください。
学生は入会費・年会費無料となっております。
→ https://bit.ly/2DnP3Dd

・日本若者協議会とは
2015年から「若者の声を政策に反映させる団体」として各政党との政策協議、政策提言を行っている団体です。若者の政治参加、教育、子育て、労働、ジェンダー、環境問題など、若者に大きく関係する政策を主に提言しています。2016年参院選以降の国政選挙では、主要6政党の公約に載せることに成功し、すでに多くの提言が実現しています。2018年5月に発足した超党派の「若者政策推進議員連盟」では事務局を担当。個人・団体会員の合計は約5,000名となっています(2025年5月時点)。
https://youthconference.jp/