「校則見直しガイドライン」を策定し、公表しました

 これまで日本若者協議会では、理不尽な校則見直しや「学校内民主主義」(校長だけで意思決定するのではなく生徒・教員・保護者なども交えた意思決定)の実現を文部科学省などに対して訴えてきました。その結果、令和3年6月に文部科学省から各教育委員会に対して理不尽な校則見直しや、生徒・保護者も交えた校則見直しの事例が紹介され、今後全国的に学校内で生徒も含めた校則の見直しが加速することが想定されます。

 一方、校則の内容については、生徒指導提要(平成22年3月文部科学省)において示されているとおり、「学校が教育目的を達成するために必要かつ合理的な範囲内において定められるもの」とされています。しかし、その範囲は曖昧であり、児童生徒への人権侵害や、健康を害する校則、学校外での行動を不合理に制約する校則などのような、理不尽な校則の見直しが多くの学校で必要な状況にあるのではないでしょうか。

 校則は歴史的には、児童生徒の行動を制約するものであり、過去の判例もそれを支持してきましたが、それが校則を通じた学校における深刻な人権侵害につながってきた歴史もわれわれは直視する必要があると考えます。

 また、児童生徒が身近な「社会」である学校のルール作りに参加していくことは、子どもの権利条約で認められている権利(第12条=意見表明権)としてだけでなく、主権者教育の一環としても非常に意義深いものがあります。

しかし、これまでさまざまな点において細かく校則を定めてきた既存の延長線上でしか考えられず、必要以上に自らを制約し、細かくルールを定めてしまう、少数者の権利が尊重されないといった学校の事例も散見されます。

 そこで、令和3年6月に設置した「校則見直しガイドライン作成検討会議」の議論内容を踏まえ、児童生徒、保護者、校長・教職員のみなさまの校則に関する考え方やその見直しの方法の共通認識を作っていただくため、以下「校則見直しガイドライン」を策定し公表いたします。

校則見直しガイドライン本文
https://drive.google.com/file/d/1cnC3wDjb0bJil2wa06hGH3tM57ViWunH/view?usp=sharing

校則見直しガイドライン解説
https://drive.google.com/file/d/1qE-Ad9LnMkjr8wc8YgLNq9rkLErwfgpN/view?usp=sharing

また、「校則見直しガイドライン解説」については、現場で活用しやすい、時代に合わせたものにするため、最新の事例など、適宜アップデートを行います。

もしガイドライン解説に含めた方が良い事例や改善点などがあれば、下記から記入をお願いします。
https://forms.gle/EjshapFnTgk5wrhAA