12/8 OECD主催「Does Inequality Matter? How People Perceive Economic Disparities and Social Mobility in Japan」に登壇します
12月8日、OECD主催「Does Inequality Matter? How People Perceive Economic Disparities and Social Mobility in Japan」(不平等は問題か?:人々は日本における経済格差と社会移動をどう捉えているか)に、日本若者協議会の室橋祐貴代表理事が登壇します。
以下、イベント詳細 https://www.oecd.org/tokyo/newsroom/does-inequality-matter-high-level-roundtable-japan.htm
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新型コロナウイルスの影響もあり、世界では格差の拡大が深刻な問題となりつつあります。一方、日本では30年近くにわたって物価が上昇せず、賃金も上がらない状況が続いてきました。また、現在の生活水準について、労働政策研究・研修機構(JILPT)の最近の調査では過半数(56.7%)が「暮らしに余裕はない」と回答するなど、中間所得層(中間層)の減少、低所得層の増加が懸念されています。
本ウェビナーでは、OECDの不平等に関する詳細なクロスカントリー分析「OECD Does Inequality Matter?」の調査結果を発表し、日本における不平等の認識、定義、経験について議論を深める機会を提供するとともに、OECD Income and Wealth Distribution Databasesによる所得と富の不平等に関する最新のデータおよびJILPTの研究をもとに議論を行う予定です。
研究報告の後のパネルディスカッションでは、政策立案者、民間企業、労働組合、市民社会などの代表がパネリストとして登壇し、日本社会のさまざまな分野からの意見を持ち寄り、次のような点に焦点を当てて議論します。
- 日本の人々が主に関心を寄せる不平等の側面や様相はどういうもので、他の国と比較してどうなっているのか
- 格差が広がると、日本社会はどのようなリスクを抱えることになるのか
- 不平等に取り組むための(再)分配について、どのような手段を考えるべきか
記
開催日:2022年12月8日(木)
時間:日本時間16:00~18:00、パリ時間8:00~10:00
言語:日本語および英語(同時通訳アリ)
プログラム:こちらをご覧ください
16:00 開会挨拶 武内良樹 OECD事務次長
16:10 「Does Inequality Matter?」報告書のプレゼンテーション ロミーナ・ボアリーニ OECD WISEセンター長
16:20 日本の格差についてのプレゼンテーション 高見具広 労働政策研究・研修機構 主任研究員
16:30 ディスカッション セバスチャン・ルシュバリエ フランス国立社会科学高等研究院教授、日仏会館理事長
16:40 ラウンドテーブル・ディスカッション
登壇者:
• 中空麻奈 経済財政諮問会議議員/BNPパリバ・ジャパン株式会社グローバルマーケット統括本部副会長
• 井上久美枝 日本労働組合総連合会(連合)総合政策推進局長
• 井上隆 日本経済団体連合会(経団連)専務理事
• 白波瀬佐和子 東京大学教授/国連大学上級副学長
• 室橋祐貴 一般社団法人日本若者協議会代表理事
モデレーター:
• 上田奈生子 OECD東京センター所長
17:50 総括と閉会の辞 樋口美雄 労働政策研究・研修機構理事長
18:00 イベント終了
イベント申込:Zoomウェビナー形式で行います。こちらのリンクよりご登録ください。
英語 https://www.oecd.org/wise/events/Does-Inequality-Matter-8-December-2022-Agenda.pdf