1/19「GX実行のあり方を考える公開シンポジウム」開催のお知らせ

現在、政府では「GX実行会議」などを中心に、2050年カーボン・ニュートラルを実現するため、化石燃料中心の経済・社会、産業構造を大きく転換させる、GX(グリーントランスフォーメーション)の実行について検討を進めています。

GX実現に向けた基本方針(案)(GX実行会議)

しかし、気候変動の影響を最も受ける若者世代・将来世代はその議論に参加できておらず、十分な規模の気候変動対策が行われるのか、懸念しています。

そこで今後、どのようにGXを実行していくべきなのか。主要政党の国会議員と若者が議論する、「GX実行のあり方を考える公開シンポジウム」を開催することにしました。

持続可能な社会にするため、今必要なGX政策や、その決定プロセスのあり方について議論したいと思います。

企画趣旨

国連子どもの権利委員会が2022年10月に公表した、日本を含む世界103カ国、7,416人の子どもから集められた、気候変動や環境問題に関する意見を見ると、88%の子どもたちが、気候変動や環境破壊が将来の子どもたちの世代を脅かしていると考えています。また、半数以上にあたる57%の子どもが、環境問題や気候変動について心配していると回答しています。
その上で、「環境または気候変動に関するあなたの考えや意見を政治家などに伝えたことがあり、それで何かが変わったと思う」と答えたのは全体で29%と、将来世代にとって、今の対策は不十分だと見られています。
そこで今後、どのようにGXを実行していくべきなのか。主要政党の国会議員と若者が議論する、「GX実行のあり方を考える公開シンポジウム」を開催します。

開催概要

イベント名:GX実行のあり方を考える公開シンポジウム

日時:令和5年1月19日(木)16時00分〜17時30分

会場:衆議院第一議員会館、YouTube Liveで配信
https://youtu.be/XkDcrnTSoDU
※アーカイブも残します。

対象:気候変動対策に関心のある方

主催:日本若者協議会

当日のスケジュール(予告なく変更する可能性がございます)

16:00    開会・開会挨拶

16:02 若者による問題提起
GX実行に向けての提言_日本若者協議会

16:15 登壇者によるパネルディスカッション

17:20 会場からの質問

17:30 閉会

登壇者

自民党-井上 信治 衆議院議員(党GX実行本部事務局長)
公明党-中野 洋昌 衆議院議員
立憲民主党-山崎 誠 衆議院議員
日本維新の会-空本 誠喜 衆議院議員
国民民主党-竹詰 ひとし 参議院議員
日本共産党-笠井 亮 衆議院議員

日本若者協議会-芹ヶ野 瑠奈

持続可能な社会にむけたジャパンユースプラットフォーム(JYPS)-遠山 未来

Climate Youth Japan (CYJ)-小林 誠道

Fridays For Future Japan-植田 亮

司会:日本若者協議会代表理事・室橋祐貴

会場での取材希望のメディア関係者は、youthcommissionjapan@gmail.com までご連絡ください。

日本若者協議会とは

 日本若者協議会は、2015年から「若者の声を政策に反映させる団体」として各政党との政策協議、政策提言を行っている団体です。若者の政治参加、教育、子育て、労働、ジェンダー、環境問題など、若者に大きく関係する政策を主に提言しています。2016年参院選以降の国政選挙では、主要6政党の公約に載せることに成功し、すでに多くの提言が実現しています。2018年5月に発足した超党派の「若者政策推進議員連盟」では事務局を担当。個人・団体会員の合計は約4,900名となっています(2022年12月時点)。

https://youthconference.jp/

【メディア掲載】
国民的議論なき原発推進は見直しを 火力発電の「無駄な投資」も懸念 若者団体が提言(東京新聞)

「座礁資産になるような、“無駄な”投資はやめて」“産業革命以来の大転換”GX基本方針案に若者団体が提言(ハフポスト)