「痴漢撲滅に向けた政策パッケージ」が公表されました
日本若者協議会ジェンダー政策委員会では、これまで「日常化」し、「仕方ない」と言われてきた痴漢を本気で問題解決し、来学期に学校に通う時には痴漢なんてない世の中にしたい!そんな思いで痴漢対策の強化を訴えています。
署名→ https://www.change.org/NoMoreChikan
そして、3月30日、政府の「痴漢撲滅に向けた政策パッケージ」が公表されました。
今後の施策として、
⑴痴漢を防ぐ取組
⑵加害者の再犯を防ぐ取組
⑶被害者を支える取組
⑷社会の意識変革を促す取組
⑸横断的推進のための取組
の観点から、個別の施策がまとめられています。
具体的な中身としては、下記の項目など、日本若者協議会で要望してきた点が網羅されています。
「痴漢事犯の実態調査」「女性専用車両の導入」「生命(いのち)の安全教育(性犯罪に関する教育)」「性犯罪再犯防止プログラムの実施」「被害申告・相談をしやすい環境の整備」「学校における相談体制の充実」「痴漢被害を理由とした遅刻や欠席等への対応」「ワンストップ支援センターの周知」「児童生徒等への痴漢対応に関する取組の周知」「痴漢撲滅に向けた動画やポスターの作成等、広報活動の実施に当たっては、若者の意見も聞く」「痴漢撲滅に向けた政策パッケージ実行会議の開催」
痴漢被害自体は長年続いてきましたが、網羅的な政策パッケージがまとめられたのは、今回が初めてになります。
2021年夏から署名キャンペーンなどをはじめ、関係省庁、国会議員等に対して要望してきましたが、約1年半でここまで網羅的な政策パッケージをまとめて頂き、関係者の皆様、#NoMoreChikan キャンペーンを応援してくださった方々に厚く御礼申し上げます。
今後も着実な施策実施のため、フォローアップしていきます。