文部科学省に「学校内民主主義」の制度化に向けた提言を提出しました

日本若者協議会では、児童・生徒の人権保障、意見表明権確保のため、学校内民主主義の提言や、校則見直しガイドラインを作成してきましたが、生徒指導提要改訂版に、子どもの権利や校則見直しの際に児童生徒の声を聞くことが明記されるなど、着実に前進していると認識しているところです。

他方、生徒指導提要改訂後においても、まだまだその考え方が浸透しておらず、一部の教員のみで議論、決定している学校も多いのが現状です。

そうした問題意識から、諸外国と同様に、法制度化がやはり必要ではないかと、「学校内民主主義の制度化を考える検討会議」を設置し、高校生や大学生、学校教員、有識者らと一緒に法制度化に向けた提言をこの度まとめました。

そして、1月22日に文部科学省を代表して、安江伸夫政務官に提言手交を行いました。

提言内容→ https://drive.google.com/file/d/1be7CR-hopKIYfXYUgkEgDrWUSqQhrvWz/view?usp=drive_link

併せて、提言の内容を伝える記者会見を行いました。

出席者:

・室橋 祐貴(日本若者協議会代表理事)

「学校内民主主義の制度化を考える検討会議」委員
・藤田 星流(中央大学1年)
・郡司 日奈乃(千葉大学大学院人文公共学府博士後期課程1年)
・西村 祐二(岐阜県立高校教諭)
・原田 亜紀子(立教大学文学部 学校・社会教育講座 特任准教授、元慶應義塾高校教諭)

掲載メディア:

「学校内民主主義」の推進に向けた法整備を提言 日本若者協議会(教育新聞)

「ブラック校則」見直しは子どもや保護者も一緒に 「校内民主主義」の制度化を市民団体が提言(東京新聞)

校則見直しに子ども意見を 権利尊重の法改正提言(共同通信)