エネルギーの大前提を考え直す!「S+3E+?公開勉強会」開催のお知らせ
現在、省庁において、日本のこれからの気候変動・エネルギー分野の政策を決める複数の計画が議論されています。エネルギー政策では、「S+3E」という基本原則に基づき、政策の方向性が決定されます。S+3Eは、それぞれ安全性(Safety)、経済効率性(Economic Efficiency)、安定供給(Energy Security)、環境適合(Envrionment)という4つの要素を指しています。
このような基本原則は、現在の社会にとって重要な要素を含んでいる一方、将来世代に対する長期的な社会への影響を見逃していないでしょうか。
実際に、現状の計画においては、気候変動、原子力、財政など、長期的な観点で取り組まれるべき課題が山積しています。また、経済格差などの公平性、地域経済への影響など、政策において注目されるべき論点が他にもいくつもあります。
こういった点について、考えを深める場を持つため、公開の勉強会を開催します。
専門家の方からのご講演としては、以下になります。
エネルギー政策と価値(江守正多・東京大学未来ビジョン研究センター教授)
・エネルギー政策と価値観の関係性について
・S+3Eに限らない多様な視点についてなど
エネルギー貧困の視点(伊川萌黄・同志社大学政策学部助教)
・エネルギー貧困とは
・なぜエネルギー貧困に対する取り組みが重要なのか
・気候変動対策と再分配など
地域エネルギーの視点(馬上丈司・千葉エコ・エネルギー代表取締役)
・地域社会の観点の重要性
・地域に碑益するエネルギーのあり方
・馬上さんによる実践など
興味を持った方なら、誰でも参加しやすい勉強会を心がけていますので、是非ご参加ください!エネルギー・気候変動対策について学ぶだけでなく、同じ問題に関心を持つ人と繋がったり、政治についてより深く知る機会にしていただけると思います。
また、周りに興味がありそうな方がいれば、共有をしていただけるとありがたいです!
参加申込先→ https://peatix.com/event/4083967
■ 開催日時:
9月3日(火)14:00~16:50
■ 開催場所:
衆議院第一議員会館1階 多目的ホール(国会議事堂前駅より、徒歩5分)
※ZOOMを用いたオンライン参加も可能です。ご登録いただいたのち、メールにてZOOMリンクを共有します。
■ 集合時間・場所:
衆議院第一議員会館入口
9月3日(火)13:45
■ 参加対象者:
・気候変動等に取り組む若者団体メンバー
・一般参加者(30歳以下)
・オブザーバー(31歳以上)
※オブザーバーの方は、専門家への質問は不可です。
■ 参加費:無料
■ 主催:日本若者協議会
■ プログラム:
14:00~ 開会・開会の挨拶
14:05~ 基調講演:エネルギー政策と価値
江守正多(東京大学未来ビジョン研究センター教授)
14:20~ 各若者団体から、要素の提案(発表5分×5)
14:45~ 講演:エネルギー貧困の観点(講演20分、質疑応答10分)
伊川萌黄(同志社大学政策学部助教)
15:15~ 講演:地域エネルギーの視点(講演20分、質疑応答10分)
馬上丈司(千葉エコ・エネルギー代表取締役)
15:45〜 休憩
15:55〜 各党議員からの挨拶
16:05~ 小グループで議論
16:35〜 グループからの意見共有、整理
16:45〜 閉会挨拶
16:50 閉会
参加申込先→ https://peatix.com/event/4083967
・日本若者協議会では共に政策を考え提言する仲間である「会員」を募集しております。今後イベント情報や優先的な登壇機会等を提供いたしますので、希望する方は以下をご確認ください。
学生は入会費・年会費無料となっております。
→ https://bit.ly/2DnP3Dd
・日本若者協議会とは
2015年から「若者の声を政策に反映させる団体」として各政党との政策協議、政策提言を行っている団体です。若者の政治参加、教育、子育て、労働、ジェンダー、環境問題など、若者に大きく関係する政策を主に提言しています。2016年参院選以降の国政選挙では、主要6政党の公約に載せることに成功し、すでに多くの提言が実現しています。2018年5月に発足した超党派の「若者政策推進議員連盟」では事務局を担当。個人・団体会員の合計は約5,000名となっています(2024年7月時点)。
https://youthconference.jp/