11/8 未来サミットポストイベント~未来サミットを振り返り、日本での若者の意味のある参画について考える~ 🌍#Youthlead を開催します
9月22日、23日にニューヨークの国連本部にて未来サミット(Summit of the Future 2024)が開催されました。
そして、未来サミットでは、「未来のための協定(Pact for the Future)」が採択されました。
未来のための協定は、「持続可能な開発と開発のための資金調達」、「国際的な平和と安全」、「科学、技術、イノベーション、デジタル協力」、「若者および将来世代」、「国際的な目標達成のための管理監視体制(グローバル ・ ガバナンス)の変革 」の5章と、「グローバル・デジタル・コンパクト」(デジタル協力とAIガバナンスに関する国際的枠組み)、「将来世代に関する宣言」の2つの付属文書から構成されています。
「若者及び将来世代(Youth and future generations)」の章では、子どもたちや若者の社会的・経済的発展への投資、国レベルでの若者の意味ある参画強化、国際的な枠組みでの意味ある参画が約束されました。
しかし、日本の意思決定の場における若者の”意味ある参画”は発達途上にあります。
こども家庭庁が各府省庁から聞き取った調査では、政府の審議会や懇談会において委員を務める人のうち、30代以下の人の割合が1%台であることが分かりました。未来サミットでは、改めて意思決定の場に参画する若者を増やすことが、SDGsの達成にも重要であることが示されました。
未来のための協定を基に、そして日本の子ども・若者政策が世界に取り残されないように、今後どのように日本で若者の”意味ある参画”を実現していくことができるのか、こども家庭庁、外務省、国連広報センター、そして未来サミットに参加した若者団体とともに真剣に話し合います。
若者を中心にみんなで今後の若者の政治参加について本気で話し合う会になると思います。
興味を持った方なら誰でも参加しやすいイベントになるように心がけていますのでぜひご参加ください!
「未来のための協定」(英語版)https://www.un.org/sites/un2.un.org/files/sotf-the-pact-for-the-future.pdf
参加申込先→ https://peatix.com/event/4177720/view
日時:11月8日(金曜日)18:00-19:30 (17:45開場)
会場:国連大学内に位置する地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F
参加方法:対面30席(若者優先)
オンライン
参加費:無料
主催:日本若者協議会、一般社団法人かたわら、持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォ ーム(JYPS)
<プログラム内容 >
・開会挨拶
・未来サミット及び採択文書(未来のための協定4章)の紹介
・パネルディスカッション
・現状の共有
・採択文書を受けてこれから
・参加者からの質疑応答
・閉会挨拶
・交流会19:30-20:00
<パネラー>
・日本若者協議会 芹ヶ野瑠奈
2002年杉並区生まれ、武蔵野市育ち。早稲田大学政治経済学部4年。気候変動マーチに参加した際に後輩から誘われたことをきっかけに高校生の時から気候変動活動を始める。気候変動についての世論喚起を行う活動や、メガバンクの化石燃料への投資を止めることを要求する活動を行ってきた。今は若者の声を政治に届ける超党派のアドカシー団体である、日本若者協議会で若者の政治参加、ジェンダー、そして気候変動の問題に関する政策提言活動を行っている。未来サミットに市民団体枠で日本若者協議会を代表して参加。
・ 一般社団法人かたわら 高橋悠太
核兵器廃絶を目指すユース団体/NGO「一般社団法人かたわら」代表理事。G7への政策提言、地方議会からの意見書採択などにかかわる。2000年、広島県福山市生まれ。中高時代、被爆者と出会い、核問題に関わり始める。東京でオンライン被爆証言会や核兵器廃絶国際デーに合わせた企画などを開催(学生団体「KNOW NUKES TOKYO」前共同代表)。慶應義塾大学法学部卒業後、かたわらを設立し(23年)、平和を作ることを仕事にした。今年3月、未来サミットへの関心を高める「未来アクションフェス」実行委員を務めた。SDGsを促進する市民社会のコアリション「SDGs市民社会ネットワーク」会員。
・国連広報センター 根本かおる
国連広報センターは、国連事務局のグローバル・コミュニケーション局に所属。日本において、国連とその活動について、人々の関心を高め、理解を深めるための活動を展開しています。その活動は幅広く、日本語資料の作成、記者会見やメディア・インタビュー設定、ウェブサイトやソーシャルメディアによる情報発信、イベントの企画・開催など、多岐にわたります。東大法学部卒。マスコミ勤務を経て、米国にて修士号取得後、1996年から2011年末まで国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)で難民支援に従事。国連WFP広報官、国連UNHCR協会事務局長も歴任。2013年8月より現職。持続可能な開発目標(SDGs)の重要性を訴え続けたことが評価され、2021年度日本PR大賞「パーソン・オブ・ザ・イヤー」受賞。
・こども家庭庁 中原茂仁 こども家庭庁長官官房(総合政策担当)参事官)
2002年内閣府入府。沖縄県今帰仁村副村長、内閣府政策統括官(沖縄政策担当)付企画担当参事官補佐、内閣府特命担当大臣(男女共同参画)付秘書官、内閣府子ども・子育て本部企画官等を経て、2023年4月からこども家庭庁長官官房少子化対策室長、2024年7月から現職(こども家庭庁長官官房(総合政策担当)参事官)。
・外務省 梶田拓磨 総合外交政策局国連企画調整課長
1998年外務省入省、総合外交政策局安全保障政策課、経済協力開発機構日本政府代表部、在インド日本国大使館、沖縄事務所等を経て、2023年8月から現職
<モデレーター>
JYPS 川和ニコラ
2003年大阪府生まれ。東北大学法学部4年生。リヨン政治学院に留学(Certificat d’Études Politiques)。2023年から、持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォ ーム(JYPS)政策提言部に所属し、こども家庭庁の事業等に参画。末廷財団大学生奨学生。未来サミット関連イベントには、日本政府代表団の一員として参加。