第2回維新の党青年局との合同勉強会のご報告
<第2回維新の党青年局との合同勉強会>
日時:2015年7月6日(月) 18:30~20:30
場所:衆議院第一議員会館地下二階 維新の党会議室
<タイムスケジュール>
18:30 開会・挨拶・前回までの流れ
18:40 政策案プレゼンテーション
19:00 グループディスカッション
20:00 グループディスカッションの結果を全体共有
20:20 クロージング
20:30 閉会・懇親会へ
<当日の内容>
(政策案プレゼンテーション)
第1回の勉強会で出た意見を参考にしまして、6月15日に行いました事前勉強会で次のようなグループ分けがされ、若者の声を届ける仕組みをそれぞれの方面から政策という形でまとめることを目指しています。
1.若者の関心
2.投票制度
3.選挙制度
4. 若者の政治への直接参加
そして今回、このグループごとに政策案を発表しました。
以下は提案した政策の内容です。
1.若者の関心
(1)~生徒会権限の強化~
・生徒会権限の強化(自由な予算を与えることも検討)
・学校の意思決定機関への生徒代表の参加
・生徒会の全国組織作成(補助金などの支援)
(2)地域の政治メディアを創る
・各自治体に、地方政治の議論を報道するメディアをつくり、有権者を議論に巻き込む
2.投票制度
・”プラマイ投票制度”を導入する
→プラマイ投票制度とは、①有権者は一人「+1票」か「-1票」を持っている。実際に投票する際はどちらかしか使えない ②マイナス票を入れられた候補者は自分が得た有効票からマイナス票を引き、その合計の票数が最終獲得票数となる という投票制度です。
3.選挙制度
・被選挙権を国政・地方政一律で18歳にする
・供託金制度を年齢や年収に応じて候補者に課す
4. 若者の政治への直接参加
・「若者省」の新設
次のグループディスカッションはこの提案をもとに今回参加して頂いた若者と維新の党国会議員・地方議員が膝を突き合わせて議論を進めました!
(グループディスカッションのまとめ)
議論の結果は各グループ以下のようになりました。
1.若者の関心
・生徒会の権限強化をするにあたって、教師の意向が強く残り教育の場の政治的中立性が崩れるのではないの か、そもそも学生に権限を与えて大丈夫なのかという意見が挙がった
・メディアに関して、報道されてもそもそも見ないという意見が挙がり、分かりやすくかつ面白いメディアでないと若者は見れないという意見も挙がりました
2.投票制度
・賛成意見として「投票率が上がる」や「選択肢が増える」といった声があがった
・しかし、反対意見(疑問点)としては「合憲性はあるのか?(1票の権利を打ち消す)」や「若者に需要があるのか」、「ネガティブキャンペーンが進むのでは」などが挙げられました
・今後としては若者の需要は若者にアンケートを取り、合憲性に関しては他国の調査や学者さんに聞いていくということでまとまりました。
3.選挙制度
・提案内容である被選挙権の引き下げ並びに供託金制度の改定することに異議はなかった
・ただし供託金の金額を下げる際には、候補者の質を担保が必要という意見が多数挙がった
・そこで新たに立候補する条件に”推薦人を集める”ということを加える案が出ました
・これからの課題としては供託金の金額、推薦人の集める人数などを具体的に決める必要があるということで一致しました
4. 若者の政治への直接参加
・海外には若者省(若者担当大臣)がある
・事例はある(環境庁→環境省)
・既存の取り組み(バラバラ)と、強化ではだめなのかを調査する必要がある
・各審議会の委員を全校比率と併せた構成にする案も出た
・多様なインターンシップ評価制度の整備や、20代30代に重要法案の直接国民投票制度といった案も出た
以上の通り挙がった意見・今後の課題を解決しつつまとめていき、来たる8月6日の第3回維新の党青年局との合同勉強会でまた政策をぶつけたいと考えています。
以上です。いかがでしょうか?こんな議員さんと超近距離で議論を交わす機会はなかなかないです。少しでも興味を持たれた方は私たち日本若者協議会準備会のFBページをのぞいてみてください!
そして実は本日もイベントがあるんですよ~。
――☆☆―――――――――――――――――
国会・地方議員と政治参加を語ろう!
第2回 日本版ユース・パーラメント(若者議会)
若者と政党の「政治参加」ガチンコ論争!
~公明党~
2015.07.09(木)
@参議院議員会館 B104
―――――――――――――――――☆☆―――
FBのイベントページはこちら!
また今日の報告もさせて頂きますのでよろしくお願いいたしますね~。
今回はこれまで!それでは!