12/15 「#これからの選挙 〜減り続ける選挙報道について〜」開催のお知らせ

 2021年に行われた衆院選の投票率は、NHKによると55.93%となり、前回衆院選(53.68%)を2ポイントほど上回っていますが、戦後3番目に低い値となっています。これで4回連続で50%台の低い水準となっており、長らく問題視されてきた低投票率に代表される「政治参加の停滞」は改善の兆しがあまり見えません。

 国民と政治との接点として大きな影響力を持っているのがテレビ・新聞を筆頭とするマスメディアです。しかし、最近の国政選挙時の選挙報道時間は減少傾向にあります。朝日新聞の報道によると、前回2019年の参議院選挙の公示日から12日間で選挙に関する放送時間は前回に比べ6時間43分減っているそうです。特に「ニュース/報道」番組の減少が顕著で、前回から約3割減、民放だけなら約4割減っています。

 このような問題意識から日本若者協議会 政治参加 政策委員会では「2022年参院選では量・質ともに充実した選挙報道を求めます!」と題した署名を立ち上げ、2021年11月末現在で4000以上の署名を頂いています。

そこで、2021年衆院選の選挙報道を振り返りながら、2022年に開催される参院選に向けて、理想の選挙報道は何なのか、これからの選挙報道のあるべき姿について議論するイベントを開催します。

署名ページ:https://www.change.org/SenkyoHoudou

■開催概要
企画名:#これからの選挙 〜減り続ける選挙報道について〜
日程:2021年12月15日(水)20:00〜21:30
場所:YouTube Live
https://youtu.be/K1tpI9ruBMQ
主催団体:日本若者協議会 政治参加政策委員会

■当日スケジュール:(予告なく変更する可能性がございます)
20:00〜20:05:開会あいさつ
20:05〜20:10:主旨説明
20:10〜21:05:パネルディスカッション
「選挙報道が減り続けている背景」「自民党総裁選挙と衆議院選挙との選挙報道の違い」「通常の政治報道の問題点」について
登壇者(敬称略):
・水島宏明(ジャーナリスト、上智大学文学部新聞学科教授)
・たかまつなな(時事YouTuber)
モデレーター:日本若者協議会 代表理事 室橋祐貴
21:05〜21:20:参加者からの質疑応答
21:20〜21:30:閉会