東京都議会に提出した「都営地下鉄の全路線・全編成への女性専用車両の導入に関する陳情」が全会派一致で趣旨採択されました
2022年9月14日、日本若者協議会が東京都議会に提出した陳情、「都営地下鉄の全路線・全編成への女性専用車両の導入に関する陳情」が、公営企業委員会で審議され、全会派一致で趣旨採択されました。
東京都議会 常任・特別委員会中継 録画映像(令和4年9月14日 公営企業委員会)→ https://metro-tokyo.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=612
全会派一致は、画期的なことです。
関係者の皆さま、ありがとうございました。この後、本会議で議決が行われ、執行機関(知事)に送られます。
日本若者協議会では、2021年8月頃から、「本気の痴漢対策」を求めて、オンラインで署名を集め(6月7日時点で約3万人が賛同)、内閣府などに対して要望を重ねてきましたが、令和3年度には内閣府が痴漢被害の実態調査を行い、「女性活躍・男女共同参画の重点方針2022(女性版骨太の方針2022)」に「痴漢撲滅パッケージ」(仮称)の策定が盛り込まれるなど、本格的に対策が進められようとしています。
東京都議会でも、女性専用車両の導入拡大の検討を東京都が答弁しています。⼥性が安⼼して公共交通機関の利用をできるように、他の鉄道事業者と相互直通運転をしていない、大江戸線に早期に導入するとともに、都営地下鉄ですでに導入されている新宿線以外の、三田線、浅草線についても検討を進め、他の鉄道事業者とも連携して対策を進めていくことを求める陳情を、高校生が代表で東京都議会に提出しました。