11/27 EUソーシャルタクソノミー第三回勉強会開催のお知らせ

現在、EUでは、環境的に持続可能な経済活動を分類する「グリーンタクソノミー」に加え、社会的に持続可能な経済活動の分類・定義を行う「ソーシャルタクソノミー」の策定を進めています。

タクソノミーとは、「分類」の意味で、企業の社会的貢献活動を促進すること、「グリーンウォッシュ」などの上辺だけの環境訴求を抑止することが目的です。
条件を満たした事業のみ、環境的に持続可能と判定されます。

「ソーシャルタクソノミー」では、「ディーセントワーク(人間らしい仕事の実現)」「エンドユーザーの十分な生活水準と福利厚生」「包括的で持続可能なコミュニティと社会」の3つを社会目標に設定し、①以上の目標のどれかに実質的に貢献しており、②他目標を阻害せず、③ミニマムセーフガード基準(最低基準)を満たす、という3条件をクリアした事業活動を、社会的に持続可能と判定します。

ソーシャルタクソノミー最終報告書(2022年2月)
https://ec.europa.eu/info/sites/default/files/business_economy_euro/banking_and_finance/documents/280222-sustainable-finance-platform-finance-report-social-taxonomy.pdf

こうした背景を踏まえ、日本若者協議会 労働・社会保障政策委員会では、EUの動向を勉強した上で、日本版ソーシャルタクソノミーの策定に向けて提言活動をしたいと考えています。

そこで、今後半年ほどかけて、勉強会を開催していきます。

第三回は、欧米とは異なる日本の社会的思想や民主主義国家として成長した台湾の歴史、人権や民主主義にまつわる欧米の歴史について学びます。

持続可能な社会、労働環境の改善、ジェンダーギャップ解消、人権保障、市民社会などに関心のある方はぜひご参加ください!

参加申込先→ http://ptix.at/DaT9io

■開催概要
イベント名:EUソーシャルタクソノミー第三回勉強会
日時:11月27日(日)19:00~21:00
場所:オンライン(Zoom)
対象者:持続可能な社会、労働環境の改善、ジェンダーギャップ解消、人権保障などに関心のある方
参加費:無料

■当日スケジュール:
18時50分 開場
19時00分 開会・趣旨説明
19時05分 欧米とは異なる日本の社会的思想や民主主義国家として成長した台湾の歴史、人権や民主主義にまつわる欧米の歴史について解説&議論
解説者:大西雄太&田野皓大&室橋祐貴(日本若者協議会)
20時30分 質疑応答&意見交換
21時00分 閉会

参加申込先→ http://ptix.at/DaT9io

・日本若者協議会では共に政策を考え提言する仲間である「会員」を募集しております。今後イベント情報や優先的な登壇機会等を提供いたしますので、希望する方は以下をご確認ください。
学生は入会費・年会費無料となっております。
→ https://bit.ly/2DnP3Dd

・日本若者協議会とは
2015年から「若者の声を政策に反映させる団体」として各政党との政策協議、政策提言を行っている団体です。若者の政治参加、教育、子育て、労働、ジェンダー、環境問題など、若者に大きく関係する政策を主に提言しています。2016年参院選以降の国政選挙では、主要6政党の公約に載せることに成功し、すでに多くの提言が実現しています。2018年5月に発足した超党派の「若者政策推進議員連盟」では事務局を担当。個人・団体会員の合計は約4,900名となっています(2022年9月時点)。
https://youthconference.jp/